10年の歴史に幕…「ユニバTV」の歴史を振り返る
記事一覧へ公開日: 2021/11/26
今年の12月をもって、日本アミューズメント放送株式会社が運営する「パチンコ★パチスロTV!」、通称「パチテレ!」にて放送中の「ユニバTV3」が終了となります。
「3」と数字が付いているように、何度かのリニューアルをしながらユニバーサル公式番組として数を重ねてきましたが、時代の変化もあり、ここで幕を下ろすこととなりました。ご視聴いただいた皆様、長い間ありがとうございました!
「パチテレ!」というプラットフォームで公式番組を作るにあたり、一番に意識したのは脱教育番組。メーカー公式番組となると、どうしても新機種をいち早くプレゼンする内容に特化することが多く、資料やPVと同じ内容をなぞるだけのものが当時は主流でした。
もちろんメーカー冠が付くので、有意義で正確な情報を発信したい。ただし、バラエティ的要素も絶対に必要。この観点から、まずレギュラーメンバーを決めていったのです。
当時、まだ新機種記者発表(=プレス発表)を頻繁に行っており、各雑誌媒体のライターさんが訪れては試打をしていく中で、個人的に機械の手応えを探るために特にご意見を参考にしていたのが、パチスロ攻略マガジンに在籍していたオノルさんと、フリーライターの佐々木真さん。
現在はその好きが高じて? 弊社の社員となっていますが、オノルさんは大のユニバマニアを自負しており、すべての機種の流れを外にいてもわかる存在だったので、手応えの大小を把握するには貴重な存在でした。
また佐々木さんは仕様面に特に詳しいライターさんでしたので、弊社が入れ込んだ仕様を初見でどこまで理解されているのか、その部分の確認では参考にしていましたね。
佐々木さんでも理解できないような新しい試みの場合、ホール様にはもっと丁寧に説明しないと仕様上の魅力が伝わらないな、なんて追加資料作ることも多々ありました。
さて、その当時からユニバ愛が溢れるオノルさんでしたので、当時は映像よりも書くことに重きを置いていたとはいえ、まずその変態的なユニバ愛が番組を通じて視聴者に伝わったらいいとオノルさんをレギュラーメンバーにすることを決めました。
その相方にはやはりパチスロ愛溢れる、売れっ子ライター嵐さんにオファーをし、2人が初代レギュラーメンバーとして番組がスタートしたのが今から10年前になります。ちなみにアシスタントの打打ミホ(うちだみほ)さんはエースプロさんの社員さん。今もママさん営業マンとして同社で頑張っているはずです。
当初は私がプロデューサー的役割をしており、『赤ドン雅』の曲に合わせてオタ芸決めてもらったり、いろいろくだらないことを3人には挑戦していただいた記憶があります。
番組開始からまもなく鬼Dイッチーさんに加わってもらいましたので、そこからは企画も含め全てイッチーさんにお任せするようになりました。イッチーさんもその後どんなに忙しくてもユニバTVだけは必ず現場に来られてカメラ回しから編集まで手掛けていただきまして、イッチーさんを含めた裏方の皆様にも感謝しかございません。
その後みさおちゃん、アドリブ兄さん、マリブ鈴木さんとバトンが繋がり、ここでいったん終了。今後は不定期とはなりますが、ユニバチャンネルをベースに番組は作り続けて参りますので、これからもご視聴、何卒よろしくお願いいたします。
今回は機種にまつわる話ではございませんが、10年続いた長寿番組が終わるとのことで、コラムを書かせていただきました。
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