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元クズ田中

行き過ぎた先にあるもの・元クズ田中

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公開日: 2017/03/16

来店取材がまだイベントとはっきり言われていた時代からそっち方面のかかわりがとんとない僕からすれば、広告規制の締め付け(という言い方でいいのだろうか)によって来店取材ができなくなることにこれといった思いはない。ルールとしてダメなものはやるべきではないという当り前の考えしか持ち合わせていないわけだけど、仮に来店取材が暗にイベントを匂わすものだとして、それを追っていくことで勝てる確率がアップするのだとしたら、SNSの進化によって、立ち回りというものは変わったのだなあとしみじみ感じる。

 

昔はホールの情報を得られるのなんて、P-WORLDくらいのもの。どの駅のどの地域に何件くらいパチンコ屋があるとあらかじめメモ帳に控えて、実際にその駅に降り立ち、すべての店を1件ずつ、店員にいぶかしい目で見られながらも実際にチェックして勝てそうな店を探していたものだけど、いまやSNSでフォローしておけばほしい情報はたいてい自動的に手に入るわけで、なんとも便利な世の中になったもんだと思う。

 

もちろん僕だってSNSをやっている。DMMぱちタウンで新たなコンテンツが配信されればTwitterのタイムラインにその旨が流れてくるし、会ったことのない有名人の考えだって知ることができる。SNSでの発信がきっかけでテレビに出るような芸能人に自分がなってしまうことだってあるだろう。そう考えるとこれからは、プライベートだって仕事だって、SNSなしでは語れない時代になるのだろうけれど、情報が容易に発信できるからこそ、怖さを感じることもある。

 

3月4日のこと。僕がいま住んでいるセブで、買春をしていた韓国人観光客9人が逮捕された。あらかじめ韓国国内でネットからフィリピン人女性を選び、航空券やホテル、女の子すべて込みの(超高額の)パッケージツアーでセブにきていたようだが、ネット上で張っていたフィリピンの国家捜査局(NBI)がホテルと連携して踏み入り、全員が逮捕されることとなった。

 

ここ最近は英語留学やダイビングといった健全なイメージを打ち出しているフィリピンだけど、もちろん売春というイメージもいまだに根強くある。とはいえ僕の実感としたら、援助交際のある日本とフィリピンの売春事情というのはなんら変わらないわけで、ことさらフィリピン=売春と安易に結びつけるのはいかがなものかと思うわけだけど、それでも売春はもちろん違法だし、女性のなかに未成年がいたこともあって、フィリピンでも大きく報道された。罪を犯したのだから、外国人であっても報道されるのは当然のこと。そこに異論はないのだけど、とあるメディアが、逮捕された韓国人たちが取り調べを受けている様子をスマホで撮影し、facebookで生配信したわけだ。

 

 

なんという生き地獄だろう。いくら罪を犯したとはいえ、これでは人権もへったくれもないわけで、ネット上に一生、残るであろうその動画に、彼らは後悔してもしきれないだろうなと、ちょっとやり過ぎではないかなとは思うのだけど、発信が容易になればなるほど、歯止めが利かなくなってより過激になっていくのは世の常でもある。拡大解釈によって行き過ぎた広告宣伝に規制がはいるのも、ある意味では納得だなと思うわけだが、そんなことは置いといて。現地の女の子と交流したい気持ちはもちろんわかるけど、だからといって決まりを無視したデタラメをやっていたのでは、そりゃ警察も黙っていませんって。フィリピンのフィリピンパブで健全に飲むくらいが、僕はちょうどいいと思いますよ。

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