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元クズ田中

クズのルール

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公開日: 2018/01/11

前回のコラムで年末年始を愛媛の実家で過ごしていると書いたが、今週の頭から東京に出てきている。実家での食って寝てのダラダラした生活とは打って変わって、東京では飲んで酔ってのダラダラした生活。部屋と防寒着とを塾長おじさんより支給されたなかで毎日の飲みに精を出しているのだけど、昨晩、一緒に飲んだフィリピン関連の友人にそんな日本での日々を伝えたところ、彼はこう言った。

 

田中さんは、人たらしですもんね。

 

人たらしという言葉にはポジティブな面とネガティブな面があると思うのだけど、彼はどちらかというと前者の意味合いで言ったのだとは思う。僕が物心両面で多くの方に支えられているということを知っての発言だと思うし、僕自身も、さすがに自分がそういうイメージを持たれるということは理解している。だけど、ひとつだけ言っておきたいのは、僕は誰かれ構わず奢ってもらっているわけではないということだ。

 

たとえばお金を出してもらうことは、とてもとてもありがたいことであると同時に、一歩間違えれば大きなリスクを孕んでいる。そこに義理や恩義だけではなく、ときには借りやしがらみが生まれる可能性もあるわけで、奢ってもらっているばかりに酒の席でのつまらない話を延々と聞かざるを得ない場合だってあるかもしれないし、やりたくもない雑用を押し付けられることだってあるだろう。尊敬してもいない人に上から目線で説教されることだってあるわけで、できるならばそれは避けたいところ。誤解を恐れずに直球で言うならば、僕は少なからず奢られる人を選んでいる。

 

別に贅沢なフルコースなんて食いたいわけじゃなし、ひとりでしっぽり飲むくらいの金であれば自分でなんとか用意するし、お金がなければ水を飲んで寝るだけだ。たとえ年上の人と同席してその方が出すと言っても、僕の中で奢られる道理のない方にはきちんとそうお伝えするし、それでもその方が支払うのであれば、僕は以降、極力、その場には行かないように心がけている。

 

まあ、クズにはクズなりのルールがあるというだけの話なのだけど、パチンコ屋でたいして仲も良くない人に、今日は大勝しているから残高のあるICカードをあげると言われたって気持ち悪くて受け取らないのと、僕の中では同じようなこと。あとであのとき、ああだったこうだったと言われても面倒でしかない。

 

ただ、最後に三つだけ言っておきたいのは、いま現在、僕や団体の応援をしてくれている人に対してはそのような思いはなく2万%感謝しているということ。僕の誕生日は明後日の13日なのでプレゼントをどんどん受け付けているということ。そして、今晩は塾長おじさんからメシに行こうと誘われているので、もちろん遠慮なく奢ってもらうということだ。

 

おじさんの家で起き、おじさんの帰りを待ち、おじさんのダウンジャケットを着て、おじさんの金で飲みに行く。

 

まあ、人たらしとかそういうことではなく、一言でいうと、ただのクズ。だって僕、明後日に37歳になる、いい歳した大人ですから。

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