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元クズ田中

とんねるず的な

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公開日: 2018/03/23

『とんねるずのみなさん』が30年の歴史に幕をおろしたようで、昨晩はSNSやネットニュースが大きく盛り上がっていた。

 

みなさんのおかげです、のレギュラー放送が始まったのが1988年とのことだから、僕は7歳か8歳。いま思えば当時のとんねるずは27歳なわけで、随分と年齢は離れていたんだけど、テレビの中のスーパースターというよりも、近所にいるやんちゃな先輩がなにか楽しそうなことをやっているのを遠巻きに眺めるような、そんな感覚でテレビを観ていたように思う。

 

僕にとってパチスロ必勝ガイドは、とんねるず的なノリに近いものがあった。先輩同士が部室で悪ノリしていることを、そのまま誌面に掲載している感じ。もちろん悪ノリを形にする前の段階で大人たちが大マジメに会議をしたんだろうが、少なくとも外から指をくわえて眺めていただけの僕にとっては、とんねるずもガイドも、純粋に憧れの存在だった。

 

番組が終わることを嘆いていたのは、主に30代後半から40代じゃないだろうか。とんねるずの快進撃と共に青春時代を歩んできた、当時の若者がそのまま30年経った世代。実際に僕も映像を観て込み上げるものはあったのだけど、それでも最終回の視聴率は9.7%と二桁に届かず。いわゆるとんねるず的なノリは30代、40代には支持されても、いまの若い世代となると、やっぱりズレがあったのかもしれない。

 

先に書いた通り、とんねるず的なノリとガイドのノリを同じものとするのなら、これはそっくりそのままガイドにも言えることなのかもしれない。奇しくもパチンコ必勝ガイドが創刊されたのは、みなさんのおかげですと同じ1988年のこと。いま(ライターどうこうではなくガイドという雑誌に対して)支持されている層も、30代後半から40代がメインだと思う。いろんな重なりを考えると、みなさんの終わりは、けして他人ごとではない。最近のガイドは変わっちゃったね。出会った40代の読者さんにそう言われることがあるし、たしかに変わった部分もあるんだろうと思うが、それを貫いて数字が上がらないままその歴史に幕をおろすのか。それとも、たとえスタイルを変えても時代に合わせながら続けていくのか。どちらが正解なのか。そこに正解はあるのか。どちらを選択しても賛否はあるんだろうが、つまりはそういうことなのだと思う。

 

やっぱり僕は、とんねるずもガイドも好きだったんだなあ。SNSに誰かがあげたみなさんの終わりを観て、二人の歌う『情けねえ』を聴いて、あらためてそう思った。

 

おならじゃないのよ、おならじゃないのよ、空気が入っただけ‼ 小学生のころ石橋貴明をマネて母親に向かってそう連呼し、ひどく怒られた記憶がよみがえった。そら、怒られますわ。

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