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元クズ田中

友だちの友だち

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公開日: 2018/08/04

友だちの友だちはみな友だちという人もいるが、僕にとって友だちの友だちは赤の他人だ。友だちと呼べるのはハッキリ顔を思い浮かべながら数えられる数人だけだし、それ以上に増やしたいとも思っていない。だけども狭い社会で生きていると、どうしたって友だちの友だちと顔を合わせなければいけないことだってある。

 

もちろんそこになにがしかの利害関係があり、それを前提に友だちが引き合わせてくれたのであれば僕も仕事モードで対応するし、それについてはむしろありがたいのだけど、そうではなく、たとえば飲みの席でたまたま同席することになったとしたら、ほとんどの場合、僕は心を閉ざす。

 

先日もそうだった。数名だけの小さなグループで飲んでいたところに友だちの友だちが合流することになった。その彼は僕の友人Aさんの年下の友人であり、Bくんにとっては年上の知人。あとは僕も含めて面識がないという関係性で、仕事の絡みでセブにきたのだという。

 

最初こそ同じテーブルで愛想笑いをしながら飲んでいたが、そのうちそれもイヤになり、席をハズした。僕と年齢もそう変わらない彼は商売で儲けているそうで、自慢を織り交ぜながら得意げに話をしていたが、そんなことは僕には関係のない話。ツマらなそうな顔をして場の空気を悪くするのも申し訳ないので、ひとりでカウンターに移動してバーテンダーと世間話をしながらちびちびと飲んでいた。

 

なんだよ⁉ お前らはこの程度しか飲めないのかよ?

 

しばらくしてそんな声が聞こえてきたので振り返ってみると、いつの間にか酔っぱらった彼は、なぜか服を脱いで、見たくもない裸体をさらしながらそう叫んでいた。

 

みんな、飲めるメンツでありながら飲んでいないのは、あんたと飲んでもツマらないからだよ。そう思ったのだが、まあ、久しぶりに友人に会ってテンションが上がったのだろうし、仕方がない。そう思ってまたバーテンと話していたら、彼はそこからさらに酔っ払い、初対面の友人たちにも悪態をつき、店にまで迷惑をかけはじめた。酔っぱらうと、僕もあんな感じになることがあるのだろうか。そう思うと酒を飲むのが心底イヤになってくるが、いったい、こんな人とどうやって楽しく一緒にいられるというのだろうか。

 

友だちの友だちは友だちではなく、なんの関係もない赤の他人である。だから僕は、パチスロだって、収支を安定させるためにたいして仲良くもない人たちと打つくらいなら、ひとりで打って負けたほうがマシだと言った。知らない人とツマらない酒を飲むくらいなら、家でひとりで飲んだほうが楽しいとも言った。それを聞いていた友だちいわく、僕の将来は孤独死確定なんだとか……。

 

自宅でレバーを叩いたまま心肺停止の状態で発見。病院に搬送したあとで救急隊員が回り続けているリールを何気に止めてみたら、中段チェリー。そして、次ゲームにフリーズ発生。

 

しょうがないので、僕の孤独死は、これでいきたいと思います。

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