誕生日とシャンパンと。
記事一覧へ公開日: 2019/01/17
日本で誕生日と言えば家族が集まって祝ってくれたり、友人とレストランで食事をしていたら急に店の電気が消えてハッピーバースデーの大合唱が始まったり、広場で待ち合わせをしていたら近くにいた人たちが急に演奏をするフラッシュモブが巻き起こったり、その昔なら気前のいいホールが設定6を打たせてくれたり、性風俗の料金が割り引かれたり、とにかくハッピーなイメージがあるけれど、セブの誕生日はある意味、地獄だ。
誕生日の当事者が会場を確保し、すべての費用をもつのがフィリピン流。それも少人数で安いメシならいいが、セブの日本人はやんちゃだ。やれシャンパンだ、やれテキーラだと注文をして、それらのほとんどを飲まされ、最終的に持ってきた伝票を見て泣くことになるわけだが、今年はラッキーだった。
誕生日はセブに戻ってこいと、騒ぎたいだけの仲間たちからの連絡が止まらぬなか、誕生日の当日、1月13日に日本でタナカナイトなるチャリティイベントを開催してくださるということで、幸運にもセブ戻りを回避することができた。
ババメナイトという、僕がパチスロ必勝ガイドで仕事をするきっかけとなったイベントのスピンオフ的イベント。自身の名前を冠するイベントというのは恐縮しきりだったけれど、たくさんの方とお話しすることができた、楽しいイベントだった。
だった……が、まさかここでもシャンパンの一気が待っているとは思わなかった。
お互いがお互いを探り合う、緊張感に満ちた開場直後の重い雰囲気を吹き飛ばしたのは、1本1万円もするシャンパンをオーダーした大崎一万発さんだった。
お前らも飲め飲め~。ボトルを手渡しながら次々とラッパ飲みする来場者。当然、僕のところにも回ってくるので、飲む、飲む、飲む。1本、2本、3本……。大崎さんが15本までオーダーしたはカウントしたが、そこからは記憶がなく、覚えちゃいない。
大崎さんがなぜ多くの人に愛されるのか。支持されるのか。アンチがいるのか(笑)。そのすべてが理解できる楽しい時間だった。
チャリティイベントということで、当日の収益はセブンスピリットへの寄付という形でいただきました。ご寄付、お気持ち、しっかりセブに持ってきましたので、大切につかわせていただきます。
ご来場いただいた皆さま。参加してくださった方々。本当にありがとうございました。昨晩、誕生日の3日後にセブに戻ったのですが、セブの面々にしっかりとテキーラを飲まされましたこと、ここにご報告しておきます。
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