肩書き至上主義
記事一覧へ公開日: 2019/02/07
僕はいまでもここDMMはもちろん、パチスロ必勝ガイドでも名前を出さず定期的に文章を書いているので、セミリタイアしたとはいえ、ライターということで間違いはないとは思う。
同時に、日本の東京都に登記したNPO法人の理事長であり、フィリピン現地につくったNPO SEVEN SPIRIT INC.という法人企業の代表でもある。
ただ、パチスロライターなんてほとんど自己申告の世界だし、法人だって、そんなものは書類さえ出せばだれでも作れるものなので偉くもなんともないのだけど、たとえば僕やセブンスピリットの説明をするときに、言い方ひとつで相手の印象というのは変わってくる。
1・『パチスロライターがやっている、NPO法人』
2・『NPO法人の理事長がやっている、パチスロライター』
このふたつ、意味は同じでどちらも事実だと思うが、捉われ方のニュアンスが、少し変わってくる。
1の捉え方をした場合は、割と好印象を抱かれる。へー、面白い経歴だね。昔はクズだったけど、いまは真っ当に生きているんだ、と。
2の場合は、否定的な場合が多い。清廉潔白であるべきNPO法人の代表が、パチスロ⁉ と。
それを個人で解釈して、こいつはこういう人間だろうという人物像を肩書きから、その人の中で勝手に作り上げていくのだろうが、肩書きにこだわる人で、この人スゲーなと思う人を僕はひとりも知らない。
そして、そういう人に限って渡された名刺に、読む気にもならないほど大量の肩書きが書かれていたりする。
※僕がこれまで見た名刺の中で一番シンプルでかっこよかったのが、筆文字の書体で肩書きもなにもなく、豪快に「大崎一万発」とだけ書かれた大崎さんの名刺
ここ最近、ぱち&スロ業界でもボートレースが盛んで、僕もフィリピンにいながらいろんな方が出ている動画を楽しく観たりするが、一部でそれをビジネスボートと呼んで揶揄するような人もいるという。
パチスロライターのクセにボートレースなんてやりやがって。そんな気持ちと嫉妬が透けて見えるが、それを自分の中で思うならまだしも、外に向けて発信する意味があるのだろうか。
こんな時代なのだ。もう、なにをやったっていいと思う。やらなくていいことなんてヤメて、やりたいこと全部やって、それで生きていけたなら最高だと思う。ぱちんこやってパチスロ打ってボート買ってバカラ張ってボランティアやったっていいのだ。
ああだ、こうだと理屈をこねながらその場で足踏みだけしている人間は置いといて、僕も肩書きなど気にせず、田中宏明として進んでいこう。
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