いつか猫のように
記事一覧へ公開日: 2019/12/06
偉い人の話によるとAIの普及によって将来的には週3日、3時間働けばいい社会がやってくるらしい。
AIが人間のかわりに働き、ベーシックインカムの導入によってあくせく働かなくても生活ができるようになれば、人はなにをするのか。
こんな活動をしていると、最近はSDGs関連の連絡をよくいただく。SDGsってなんじゃらほい。実際のところ僕もよくわかっていないのだけど、国連サミットで採択された「持続可能な開発目標」とのことで、2030年までに世界をあげて解決を目指す17の目標と169のターゲットを掲げているらしい。
簡単にいうと貧困をなくそうだとか、飢餓をゼロに。すべての人に福祉と健康を、質の高い教育を、というようなところをゴールにしているようで、2030年までに極度の貧困層をあらゆる場所において終わらせ、誰もが平等に質の高い教育を受けられるように、とのことなので、それが実現するのであれば、僕がいまやっていることの半分くらいは、あと10年で必要のないものになる。
そう、いま僕のやっていることは、あと10年もすればほとんど必要がなくなるわけだ。
ここまで8年、これから10年、18年の年月をかけたものが必要なくなるかもしれない。ふざけんなよ、オレの18年を返しやがれ……なんて、思うはずがないのである。
最高じゃないか。自分の取り組んできたものが解決し、世の中から必要なくなり、消えていく。それこそが最高のゴールであり、僕の仕事がどうだとか、(多少はNPOからお金をもらっているので)収入がどうだとか、そんなことは本当にどうだっていい。
そうなったらなったで、次のやりたいことを探せばいい。やりたいことがないのなら、海の見える家に住んで、猫になろう。マルタ島の青い海のそばで、猫のように毎日ゴロゴロしながら、なにをするか考えよう。
※東京23区の半分の大きさのマルタには、70万匹もの猫がいるらしい。僕も仲間にいれてもらいたい
ぱちんこ、パチスロは10年後、どうなっているんだろう。店員さんがホールから消え、すべてが機械によって自動化される。設定配分もお客さんの動きをもとにAIがベストの配分を弾き出す。店員さんも設定師もいないパチンコ屋。そんなホールがそう遠くない将来に出てくるのだろうか。
パチスロ雑誌は10年後、どうなっているんだろう。AIの思考を先回りして読んで、高設定をつかむ立ち回りを提唱するのだろうか。
2030年と言わず、なるべく早く猫のような生活をしたいと思っているので、とりあえず向こう数年はSDGsに貢献できるよう頑張るとします。にゃー。
ライター・タレントランキング