沖ドキ!-30
アクロス
パチンコ・パチスロ特集
更新日: 2021/06/07
沖スロとは沖縄発祥のパチスロ機の総称です。沖縄発祥ではありますが、現在は日本全国に波及し、多くのホールにて遊技することができます。
沖スロの特徴は、以下の2つ。
・通常のメダルよりも大きい30パイのメダルを使用
・ゲーム性はシンプルで、大当りは完全告知
通常のパチスロで使用されるメダルが25パイ(25ミリ)なのに対し、沖スロで使用されるメダルはひと回り大きい30パイ(30ミリ)です。
なぜ沖スロだけ30パイのメダルを使用しているのでしょうか。
米軍基地のある沖縄に、アメリカから今とは全く形もゲーム性も異なるスロットが持ち込まれ、軍人たちの間で娯楽として親しまれていました。その際に使用されていたのが、30パイメダルとほぼ同じサイズの50セント硬貨であり、その名残で沖縄発祥のパチスロにも30ミリのメダルが使用されるようになったようです。
余談ですが、4号機全盛期には爆裂AT機とともに裏モノの沖スロも全国のホールに出現しました。大ハマリのリスクがある反面、ツボにはまれば激しい連チャンを巻き起こすことで万枚・2万枚を量産していましたが、現在では姿を消し、打つことはできません。
こういった背景から「沖スロ=爆裂」という印象を持っている方も少なくないようです。
次にゲーム性ですが、沖スロの多くはシンプルなゲーム性のものが主流で、AT・ART機よりもノーマルタイプが多いのも特徴でしょう。
これは沖スロ発祥の地である沖縄に年配のパチスロユーザーが多く、単純なゲーム性のマシンが広く受け入れられていたことに由来する、という説もあります。
それゆえ、大当りの可否もわかりやすさを追求し、「沖スロ=完全告知」の図式が成立しました。
多くの沖スロが「レバーON→告知ランプで大当りを告知」の流れを踏襲し、ビギナーの方にも一発で大当りがわかるシステムが主流となっています。
レバーONした瞬間に大当りしているかどうかが判別できるため、メダルロスをすることなく、ボーナスを消化することができるのは年配の方に限らずありがたいですよね。
沖スロの最大の醍醐味といえば、レバーを叩いた瞬間の「光るか光らないか」のドキドキ感。そのため、独自のレバーONのタイミングやオカルトを使って楽しんでいる方も多いようです。
このように沖スロ最大の見せ場はレバーON時に集約されているわけですが、そうなると告知ランプが重要となってきます。
現在の沖スロの告知ランプの王道となっているのがハイビスカスランプ。
沖スロ第一人者の遊技機メーカー「パイオニア」を筆頭に、各社が発売している沖スロには様々な形のハイビスカスランプが搭載されていて、その光り方の種類も多岐に渡っています。
・高速点滅
・低速点滅
・左右交互点滅
・一瞬点灯
・リズム点滅(三三七拍子など)
・カラフル点滅(レインボーなど)
・葉っぱのみ点灯
・花びらのみ点灯
上記の点滅例はほんの一例ですが、通常と異なる点滅(点灯)が発生した場合はビッグボーナスやAT機であれば上位モード滞在が確定するなど、点灯の種類によりさらなる興奮へと誘ってくれます。
ハイビスカスランプ以外では、オリンピア系マシンに搭載されているパトランプが有名でしょうか。
また、メインのハイビスカスランプやパトランプ以外にも、サイドランプなどでAT連チャンの示唆や設定の示唆を行なっている機種も少なくありません。
ここからは編集部の沖スロマニアが選んだおすすめ機種を紹介していきます。ヘビーユーザーの方もライトユーザーの方も楽しめる、至極の沖スロを集めてみたので、ホールで見かけたらぜひチャレンジしてみてください!
1Gあたり純増約3.0枚の擬似ボーナス(AT)を搭載したモード管理型のAT機。天国モードに移行すればAT終了後32G内に再びAT当選し、爆発的な出玉を量産することができる。またAT中は1G連のストックも抽選しており、リール右に配置されたカナちゃんランプが点灯すれば、めでたく1G連が確定!
沖スロの代名詞とも言える『ハナハナ』シリーズの5号機ラストマシン。新たな点滅パターンの追加や全54曲のサウンドなど、『ハナハナ』シリーズの集大成ともいうべき仕上がりとなっている。サイドランプでの設定判別に加え、筐体上部のスポットライトの色でも設定判別ができるように。
根強い人気を誇る『シオサイ』シリーズがAT機として復活。光れば当たりというゲーム性はそのままに、小役や内部状態に応じて擬似ボーナスの1G連を抽選している。ボーナス後128G以内の引き戻し率は全設定共通で約40%と高く、時に驚くべき連チャンを実現してくれる。
差枚数管理の擬似ボーナス(AT)を搭載し、ボーナス入賞時に昇龍発生で獲得枚数がアップ。主に連チャン中に突入するドラゴンボーナスは最大1999枚獲得することも可能。また、ボーナス後に7G間続く「龍宮ゾーン」は引き戻し率の高い激アツゾーンとなっている。設定6のボーナス合算確率は1/96!
北電子がリリースしたAT搭載の沖スロ。両サイドのハイビスカスランプに加え、中央の丸窓の中にも巨大なハイビスカスが。もちろんどのハイビスカスが光っても擬似ボーナス確定であり、白7ボーナスであれば連チャンに期待できる。また、ボーナス終了時に上下パネルがフラッシュすれば設定4以上が濃厚となる。
「5号機の沖スロを打てるのはいつまで?」というと、機種にもよりますが設置期限の2021年11月30日まで打つことが可能です。
以下のリンクに撤去日を載せているので、まだ打ち足りていない沖スロがあれば撤去日を確認しておきましょう。
さて、ここでは6号機の沖スロを紹介していきましょう。ノーマルタイプだけでなくAT機の沖スロも導入されているので、これを機に打ってみてはいかがでしょうか。
『ぱちスロ 沖ハナ-30』/京楽
『スーパーハナハナ-30』/パイオニア
『ニューハナハナゴールド-30』/パイオニア
『南国育ち30』/アムテックス
『ワンバーS-30』/ベルコ
『沖ドキ!2-30』/アクロス
『ハイドラ-30』/カルミナ
『ビッグシオ-30』/パイオニア
『パチスロ 花伝-30』/平和
『パチスロ 南国娘2-30』/アムテックス
『ハイハイシオサイ』/パイオニア
『島漢-30』/アムテックス
『マイフラワー30』/北電子
etc.
25パイのAT機や『ジャグラー』シリーズなどの完全告知マシンに比べると、設置比率はやや劣る沖スロですが、「わかりやすいゲーム性」「レバーONの瞬間の高揚感」が多くのファンを魅了しているのも事実。
ノーマルタイプの沖スロがまれにAT機顔負けの大量出玉を獲得したり、『沖ドキ!-30』などのAT機が出玉ランキングに名を連ねたりと出玉ポテンシャルも侮れません。
何よりもうすぐ光るであろう告知ランプに思いを寄せ、自分のなりのオカルトや叩き方を工夫するなど、他の機種ではできない遊び方ができるのも楽しみ方の1つ。
まだ沖スロを打ったことのない方、沖スロを打ってレバーONでランプが光る興奮を味わってみてはいかがでしょうか?
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