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パチンコ・パチスロブログ

リスキー長谷川

“当たり前”に逆らってヒットした『バイオ7』

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公開日: 2022/01/11

 

 

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

 

さて2022年干支は寅。今年は寅年なんでタイガース優勝しまーす。に代表されるような干支絡みのLINEをいくつか頂戴し、連覇を名乗れるのはスワローズファンだけやぞーみたいな、ガキんちょライクな返しを何度か正月からさせていただきました。

 

が、そもそも干支ってなんぞや?と思いませんか? もしかしたらどこかで読んだ(神様が動物の中から12匹をその年のリーダーにすると言い出して、そのレース結果が十十二支に割り当てられたというストーリーは知っている)のかもしれませんが、こうやって当たり前に使っているものの、由来すら知らず有難がっているものって結構ありますよね。そもそも令和になって4年が経過し、今までの当たり前がもはや非常識なんてことも十分にあるなーと。

 

年末に、とあるインタビューを受けまして。某媒体が毎年業界内で最も貢献した機種を表彰してくれるのですが、2021年スロット部門で選んでいただいた機種が弊社とカプコングループが提携した第1弾『パチスロ バイオハザード7 レジデント イービル』。

 

 

 

 

稼働良かったですものね。正確にはある一定のラインから落ちなかった。結果増台もさせていただき、新パネルも投入。昨今ではなかなかない息の長いマシンを市場に投入できました。

 

 

 

 

この『パチスロ バイオ7』、販売は弊社が担当しました。機械完成直後から試打して資料を部下が作っておりましたので、その横で試し打ちをした際、実はびっくりしたことあるのですよ。

 

まずおおむねのゲーム性を説明してもらいました。モードがあって天井ゲーム数が違います。基本ゲーム数解除のゲーム性です。クライマックスバトルに突入したら2度戦い、勝てばハザードラッシュ(AT)です。みたいな。基本的なところを。

 

 

 

 

その説明を受けた後、打ちながらいろいろ質問していくわけなのですが、レア役出現した時に当たり前のようにこう質問しました。「レア役でどれくらいの確率で抽選しているの?」と。その返答は皆様ご存じの通り「アイテムゲットの抽選をしているだけで、当たりの抽選はしていないです」と。

 

これ、めっちゃ斬新じゃありませんか? 5号機登場以降、小役とボーナスの重複当選が可能となり、ゲーム性の幅が広がりましたよね。特にレア役で当たりの抽選をして、そこを起点にゲームが動くのが当たり前になっていた回胴式遊技機。しかしこの『パチスロ バイオ7』はいわゆるレア役で当たりを抽選していない! これは正直びっくり……というか大丈夫かなと少し不安に。当たり前のものが当たり前にない、というか。パチスロってそういう遊びじゃなかったの? って。

 

インタビューを受けた際、開発担当者の方も同席されていましたので、そのあたりについて聞いてみました。その答えを要約すると、通常時の役割を明確にしてゲーム性をシンプルにし、出すときに出せるようにしたい、と。よく機種開発には足し算と引き算のバランスが大事と言われますが、この事例は引き算がきれいに決まった事例かなと思います。

 

役割決めてブレずにゲーム性の根幹を動かさなかった『パチスロ バイオ7』。今年もまだまだホールの主役として稼働しておりますので、是非ご遊技いただければ幸いです。

 

そして3月には提携第2弾マシン『パチスロ デビル メイ クライ 5』が登場します。こちらもご期待いただければということで、最後に新機種の宣伝させていただき駄文を終了いたします。

 

  

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