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リスキー長谷川

ユニバ5号機初期の歴史を振り返る!

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公開日: 2022/01/25

 

パチスロ5号機の歴史がまもなく終わりを告げますね。最後の一勝負と、弊社でいえば『SLOT魔法少女まどか☆マギカ2』を打ち倒しているユーザー様も多いかと思います。

 

 

 

 

2004年に規則改定が行われ、ホール設置は翌年2005年。その当時はまだホール設置機種のほとんどは4号機。5号機はバラエティあたりにちらほら設置される程度でした。

 

そう、ちょうど2018年と同じような状況。ホールのメインは5号機。6号機を少しずつ導入してユーザーの反応を試すみたいなところから5号機市場はスタートしました。

 

ちなみに私が現在所属するユニバーサル(当時はアルゼ)グループは5号機市場投入がめちゃくちゃ早かったですね。

 

初の5号機は『新世紀エヴァンゲリオン』だと思いますが、ほぼ同時期に『サクラ大戦』と『デビルマン』がホールデビュー。

 

 

 

 

設定2段階は当時本当にびっくりしました。

 

今でこそ2段階はさておき、6段階なくてもそれほど違和感ないと思いますが、パチスロの設定は6段階が当たり前の時代に、いきなり「出る」か「出ない」の2つしか設定がない。

 

当時はまだライター兼設定師稼業を営んでおりましたので、これでユーザーにどう対峙していけばいいのか、5号機は出玉性能も落ちる(現在の6号機登場と同じように射幸性を抑えることも規則改定の理由の1つ)だけでなく、設定も幅が狭くなるのかな、とかなり危機感を覚えた記憶があります。

 

当時アルゼグループの5号機参入が早かった理由として、4号機で販売できる機種がそれほど多くなかったことが、結果5号機開発に早めにシフトしたと聞いたことがあります。当然どのメーカーも最後の「弾」を持っていたいと考えるでしょうから、保通協への持ち込み試験も立て込んだでしょうし、出玉性能が高い機種ほど試験に落ちやすい。そのあたりの運やバランスが手持ち機種の数に影響を与えたのだと想像します。

 

入社してユニバーサルカーニバルを開催することになり、過去機をユーザーに試打してもらう企画を立てました。

 

 

 

 

そのために工場の倉庫に過去機を見に行くと、その当時試験に持ち込んだものの残念ながら試験通らずお蔵入りになった機種を発見。

 

『クランキーコンドル』をモチーフにしたストック機のようですが、ゲーム性はよくわからず。筐体も見たことないもの。こんなところで幻の名機とご対面できるとは。これが試験に合格していれば、弊社の5号機市場への参入ももう少し落ち着いて準備ができ、もしかしたら『サクラ大戦』も『デビルマン』も2段階設定ではなかったかもしれない。

 

……そんなことを倉庫で思ったことを今も鮮明に覚えております。

 

ちなみにこの幻筐体『ストッククランキーコンドル(機種名スーパークランキーコンドル)』ですが、しれっとユニバーサルカーニバルの歴代機種コーナーに並べたはずです。

 

 

 

 

ブログの読者様で打たれた方、いらっしゃいますかね?

 

次回のブログでは個人的にユニバマシンで打ち倒した5号機を振り返ってみたいと思うのですが、どれだけ絞っても想い出に残る機種は12ありましたので、2回に分けて好きだったユニバマシン5号機編を前後編でお届けしたいと思います。ラインナップ、我ながら偏っています……。

 

  

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