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6.5号機とは?パチスロの変更内容や機種、導入時期・有利区間などを徹底解説!

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2022年6月6日より導入が始まった、新内規対応パチスロ6.5号機。新たなトピックスはもちろん「2400枚規制の解釈変更」ですが、今回以前にも細かな解釈変更が行われており、登場当初の6号機とは随分様変わりしています。というわけでこれを機に、今現在あるいは近い未来のパチスロを解説していきしょう。

更新日: 2023/09/27

 

 

 

 

 

6.5号機とは

 

6.5号機とは

 

 

2018年に6号機が登場してから4年近く経ち、5号機が市場から姿を消した現在。いよいよ6月6日から6.5号機が導入開始となりました。

 

6.5号機となって変わったのは2点。

 

1つは「2400枚でその有利区間は強制終了」の解釈が、“出玉”から“差枚数”に変わったことです。

 

つまり、6.4号機まではいくら投資をしても「メダルが増加し始めたところから2400枚出たら強制終了」だったのが、6.5号機からは「有利区間内の差枚が2400枚のプラスになったら終了」に変わりました。

 

仮に1000枚投資したところから2400枚の強制終了を迎えた場合、従来はプラス1400枚にしかなりませんが、6.5号機では3400枚まで終了しませんので、きっちりプラス2400枚となります。

 

もう1つの変更は、同一有利区間が3000Gから4000Gにまで伸びたことです。

 

これにより、通常時のゲーム性により幅を持たせることができ、さらに高純増タイプではなくても差枚数上限まで獲得できる可能性が増えることなりました。



6号機の規制の変遷

 

6.5号機とは

 

 

初の6号機『ぱちスロ ゲッターロボ』(京楽)が登場してから早3年以上が経過。この間にも、様々な内規の変更がありました。それらを順を追って見ていきたいと思います。



・6(.0)号機時代の到来

6号機は5号機と比べて機械割の下限規定が細かくなり、上限が抑えられるなど、主に出玉性能に関する変更が加えられました。

 

詳しくは下記のリンクにありますので、復習の意味も込めてどうぞ。

 

6号機とは?はコチラ

 

もちろん、この時期に登場したマシンも、一部はまだまだ現役です。



・6.1号機の変更内容

演出面での制約が少し緩くなりました。また、ペナルティ規制の緩和があり、低ベース機を作りやすくなりましたが、そもそも機械割に関する規則は6(.0)号機と同じなので、あまり違いがわからなかったという人も多かったのではないでしょうか。



・6.2号機の変更内容

同一有利区間の上限が、1500Gから3000Gと延長。これにより、出玉増加速度の遅いマシンで頻発していた「2400枚到達より先に有利区間が終了…」という残念パターンが発生しづらくなりました。



・6.3号機の変更内容

この変更では有利区間が完全撤廃されました。ただ、こちらが適用されるのは、今後登場予定のスマートパチスロ(メダルレス機)のみ。メダルを使用する遊技機には、従来通り有利区間の上限が存在しています。



・6.4号機の変更内容

有利区間ランプによる、有利区間告知義務が撤廃されました。これはプレイヤーにとっては「期待感の持続」というメリットがある一方で、「立ち回りのしにくさ」に繋がるデメリットもあります。ただし、告知義務がなくなっただけで告知が禁止されたわけではありませんので、有利区間ランプがすぐに姿を消すことはないでしょう。



さて、こうして改めて振り返ってみると、ここまで最もプレイヤーに大きな影響を及ぼしたのは、6.2号機の変更でしょう。そして今回の6.5号機は、6.2号機以上の大きな変更と言えるものです。期待しましょう。



6.5号機の機種情報

 

ホールで活躍する現役6.5号機を簡単にご紹介。

 

 

『Sキャッツ・アイ』/平和

6.5号機とは

AT1Gあたりの出玉増加速度は緩やかだが、ボーナス中の目押しを駆使すれば設定1でも機械割102%超えを叩き出す一台。



『シリウス』/ヤーマ

6.5号機とは

BIGは300枚超、REGは約100枚(どちらもAT)。このボーナスが基本2回1セットで連チャンしていく「シリウスモード」が搭載されている。



パチスロ 犬夜叉』/クロスアルファ

6.5号機とは

ボーナス中の「ブッた斬りSRUSH」に成功するとボーナスをストック。ストックは一度に複数個獲得することもあり、連チャンがさらなる連チャンを呼ぶシステムとなっている。



Sアクエリオン ALLSTARS』/SANKYO

6.5号機とは

合体がテーマの原作をモチーフとしているため、本機では合体役(複合役)が重要な鍵を握っている。



パチスロ甲鉄城のカバネリ』/サミー

6.5号機とは

STとボーナス(AT)による高継続ループタイプ。「裏美馬ST」に突入した際の期待出玉は3500枚(設定1)にものぼる。



パチスロ鉄拳5』/山佐6.5号機とは

機種名は5だが、ゲーム性は5号機『パチスロ鉄拳2nd』を多分に意識した仕上がり。ボーナス+ATタイプで、ATはゲーム数上乗せ型。1Gあたり平均約1.3枚の純増だ。


 

『パチスロ 新鬼武者2』/エンターライズ

懐かしのゲーム性にさらなる磨きをかけて6.5号機で甦った。AT継続率MAX89%の「蒼剣ラッシュ」とAT中のボーナスをループさせることで大量獲得を目指す。もちろん、玉獲得からの直乗せもあり!

 

 

『パチスロペルソナ5』/ロデオ

人気コンテンツとのタイアップ機。疑似ボーナスとリアルボーナス…どちらも搭載し、それに1セット30GのATが絡み合うことで連チャンし出玉を増やしていく。特化ゾーンを引き当てれば大量獲得も夢ではない。

 

 

『パチスロハードボイルド』/タイヨーエレック

サミークラシックシリーズ第5弾。出玉性能自体はそれほど高くないが、初代譲りの出目や液晶演出が発展的継承したことで4号機世代を中心に評価されている。完全攻略時は設定1でも機械割100%を超える技術介入機でもある。

 

 

『パチスロ バイオハザード RE:2』/アデリオン

 

6.5号機で登場した人気シリーズのAT機。AT「ハザードラッシュ」自体の純増が高くないので、どれだけAT中にボーナスが引けるか、パンデミックボーナスから増殖できるかがキモとなる。

 

 

『パチスロ 真俺の空』/スパイキー

『俺の空』といえばリプ連。全ての状況において本機もリプ連次第となっている。ATは揃った絵柄によって性能が異なるのも特徴。

 

 

パチスロ戦国無双3/山佐ネクスト

人気ゲームタイトルとのタイアップ第3弾。キモとなるのは継続率96%の「天下無双の傾奇インフィニティバースト」。この間は純増が4.0枚になることがあるので、どれだけ継続させることができるかが勝利の鍵を握る。

 

 

ボンバーガール/コナミアミューズメント

アーケードで人気を誇るコンテンツがパチスロ化! スペックはボーナス+AT機。まとまった出玉を得るにはAT「ベースアタック」ではなく、その上であるAT「ボンバータイム」に突入させることが肝要だ。

 

 

パチスロ幼女戦記/サミー

AT「白銀RUSH」に突入させるのがひとつの壁なのだが、ひと度突入させればCZとATのループで平均1000枚以上の獲得が見込める継続特化型自力ATとなっている。期待値2500枚の上乗せ特化ゾーン「EVIL ATTACK」も搭載。

 

 

パチスロ モンスターハンターワールド:アイスボーンTM

5号機で人気を博した『月下雷鳴』の血を受け継いだお馴染みのゲーム性で登場。懐かしの「アイルーBINGO」を上位CZに沿えるなど、懐かしさも感じることができる。大量獲得が望めるトリガーも多数存在!

 

 

パチスロ機動戦士ガンダムユニコーン/ビスティ

パチンコで絶大な人気を誇った『ユニコーン』がパチスロにも登場! 設定6の機械割が108.1%しかなく辛い印象があるが、時には6.5号機とは思えない差枚数を叩き出す可能性を秘めている。AT後の引き戻しも重要!

 

 

パチスロ盾の勇者の成り上がり/サミー

レア役を引けば前兆なしで即反応する「ダイレクトリンクシステム」が評価されているパチスロ。ATの初当りが高く、また、AT中に演出カスタムができ、エンドユーザーに寄り添った一台となっている。

 

 

出玉性能に長けた6.5号機6選

 

6号機の区分で「万枚」のワードが再燃し始めたのはスマスロが台頭したからだが、この6.5号機も万枚まではいかないにせよ、出玉性能的にはそれ以前の6号機よりもアップしているのは事実だ。

 

ここでは特に出玉性能に長けた6.5号機を紹介していこう。

 

 

No.1:『パチスロ 犬夜叉

 

 

 

まずは6.5号機登場と同時に強烈なインパクトを残したのが『パチスロ 犬夜叉』だろう。差枚数で+2400枚に達した後でもブッた斬りゾーンで引き戻して上限の壁を超えることにより一気に大量獲得が現実的になったのは間違いない。まさに出玉に特化したAT機と言えるのではないだろうか。

 

 

No.2:『パチスロ バイオハザードRE:2

 

 

 

『パチスロ バイオハザードRE:2』は『パチスロ 犬夜叉』と比較すると尖った出玉スランプグラフになりにくいが、とにかく出る時は設定不問で出るという印象。低設定や中間設定でもヒキ次第で3000枚や4000枚級の出玉になるのは日常茶飯事。夢がある仕様であると言えよう。

 

 

No.3:『沖ドキ!GOLD(&30)

 

 

 

昨年末に登場した『沖ドキ!』シリーズの最新機種。低ベースにできたことにより、ようやく初代に近い「初当り確率が高く、天国やドキドキモードでしっかり連チャンするバランスの良いスペック」が実現できた。また、金ドキモードというあらたなモードを搭載したことにより途切れなく連チャンが可能になった。

 

 

No.4:『政宗 戦極

 

 

 

上限なく上乗せするだけ上乗せしてそれまでのマイナスを「秀吉決戦」で一気に捲るという波が荒いシリーズだが、それは本機にも適応されている。機械割が設定6で約107%しかないが、右肩上がりでMAX差枚数まで到達できる潜在能力を持っているぞ。

 

 

No.5:『パチスロ炎炎ノ消防隊

 

 

 

2023年度に登場した6.5号機の中で評価が高いのがこの『パチスロ炎炎ノ消防隊』だ。「エピソードボーナス」から「森羅万象」、「森羅万象」から最上位ボーナスである「アドラボーナス」というように幾つか壁があるので、タイミングとヒキが求められ敷居が高いが、そこまで到達したらかなりまとまった出玉に期待できる。

 

 

No.6:『パチスロ甲鉄城のカバネリ

 

 

 

今、最も人気があるAT機と言っても過言ではない6.5号機。正直、『カバネリ』が出玉性能に長けている機種であることに疑問を投げ掛ける方はいるだろうが、これは人気があるゆえに「設定が入りやすい」のも含んでいるということも踏まえてノミネートしている。出玉という面ではやはり「裏美馬ST」に突入した時の瞬発力はハズせない。

 

 

まとめ

 

6.5号機とは

 

 

ここまで6.5号機について、解説してきました。今回のように大きな内規変更があった場合、メーカーの開発期間の関係で、少し経ってから画期的な一台が登場することもあります。

 

ただ、内規は変わっても“法律(出玉試験の項目)”は変わっていないので、いきなり「純増10枚の一撃5000枚!!!」といったマシンが登場することは難しいかもしれません。

 

いずれにせよ間違いなく可能性は広がりましたし、喜ばしいことであるのは事実です!!

 

最後に付け加えておきますが、ジャグラーシーリーズに代表されるボーナスタイプと今回の内規変更はまったく関係ないので、心配されている方はご安心を。

 

 

6.5号機に詳しくなったらクイズにチャレンジしてみよう!

 

 

執筆者:いのせんと

■出生地:福岡 

■誕生日:10月30日 

■ X:@innocent_hp

21歳でP業界の門を叩き、気づけば業界歴15年目の編集者。東京都在住。社畜生活の合間に年間150日ほど稼働するため、機種知識や業界のトレンドなどへの造詣は深い。

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