パチンコ・パチスロ特集

2020年を振り返るクロス×トーク Vol.2

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まりも・梅屋シン・MYME・ナミ、4名のライター・タレントによる2020年を振り返るクロス×トーク。全3回の2回目です。ぜひぜひ皆さまも今年1年を思い出しながらお楽しみください!

更新日: 2020/12/25

 

 

どうしてもネガティブ気味な空気が漂った2020年。特に悲惨な現実を突きつけられた感のあるパチンコ・パチスロ業界でした。

 

そんな中でも“遊タイム搭載機”という新しいジャンルの登場や、シェアを広げる6号機など、前進を続けるポジティブな一面も。

 

まさに激動と呼べる2020年。業界に身を置く人間の目にはどう映っていたのか? 4名のライター・タレントを招いたクロス×トークは今年を彩った機種の話へと移ります。

 

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2020年。よく打った機種、面白かった機種TOP3

 

MYME「モンキーターン…数字でいいですか? 漢数字じゃないよねー?」

 

梅屋「漢数字なわけなくない!?」

 

まりも「4って1をどっちに書くかわかんなくなる時あるよね」

 

MYME「1が4本じゃダメかな…」

 

一同(!?)

 

ナミ「ええと、私からいいですか。1位は言わずもがな、源さん超韋駄天ですね」

 

 

ナミ「時速4万発と言われてるスペックに目がいきがちなんですけど、通常時の演出もテンパイ図柄とか〇〇ステージの時にリーチで〇〇が参戦したら大当り濃厚とか、法則が盛り込まれていて打ち込むほど面白さが増していく。そこも人気の秘訣だと思ってます。私は海物語が好きで打ち続けてるんですけど、超韋駄天は三洋さんっぽくない作り込まれたキレッキレの演出になってるなって」

 

梅屋「普段は作り込みが足りないと(笑)。いい意味で」

 

ナミ「海は海の良さがあるけど、まったく違って演出に力を入れてますよね。パチスロを好きな方も打てるんじゃないでしょうか。一撃も狙える機種なので」

 

まりも「出玉が凄いっていうのは聞いてるけど、青天井っていうのが怖いところでもあるね」

 

ナミ「ぜひ1万円勝負してみてください。言っても私は全然大きな連チャンさせられてなくて、最高30連くらい?」

 

梅屋「十分じゃん! 継続率が高いんでしょ?」

 

ナミ「約93%なので50連100連してる方もいますよ。2時間出っぱなし!みたいな。保留が無い状態ならトイレも行けます、けど私は流れが変わりそうだから行かないです」

 

MYME「パチンコだと今年の1位は源さんだよね。久しぶりにパチンコで大ヒットした機種」

 

ナミ「凄い勢いで増台された機種でしたね。2位はゴルゴ13疾風なんですけど、60%で確変に入ってそこでまた60%を引ければ3000発がループするっていう仕様にヤラれちゃってます」

 

まりも「3000発…、600枚くらいか」

 

ナミ「40%の通常を引いちゃうと出玉が少ないので、まさに天国と地獄という感じの機種なんですけど、これも通常時の演出バランスが良いからジワジワ人気が出る機種なんじゃないかと思います。出玉スピードは初代牙狼に近いって言われてますよ」

 

梅屋「疾風って付いてるの、めちゃくちゃ違和感あるね。そんなキャラじゃないじゃんあいつ(笑)」

 

ナミ「そのアンバランスさもパチンコならではかな(笑)。ループした時の気持ち良さが快感なのでぜひ皆さんにも遊んでいただきたい機種です。そして『とある』も演出バランスが良くて打ってて楽しいし、何よりST突入率100%が大きい。やっぱり50%とか突破型とかストレスがありますよね? そんな心配なく100%突入、継続率も約79%で決して低くない」

 

MYME「遊タイムも付いてるから、遊びやすくて出玉も期待できるスペックだもんね」

 

ナミ「末永く稼働していく機種かと思います。今年はパチンコが豊作の年だったかなと。遊タイム元年だったし、確変65%だった時から比べると幅広い個性を持った機種が多く登場してくれました」

 

 

 

高設定でも勝率低め。そこが良い!

 

MYME「たしかにね。私は1位がパチスロになっちゃうけど、モンキーターンⅣ。これはやっぱり面白い! 6号機で2段階抽選が主流みたいなところあるじゃないですか? モンキーターンは当たればATっていうシンプルさが良いし、シナリオ管理だったり波多野君が勝てばいいっていうわかりやすさだったり、純増は3枚と少なめだけどそういうところも5号機と同じ感覚で遊べる」

 

 

まりも「新パネルの榎木ver.も出たしね」

 

MYME「総合的にずっと楽しめる機種になってるなって思います。4~5台で入れてるホールさんも多いから設定も入れやすいんじゃないかなと…、高設定確定演出もよく出るし。絶対今年の1位」

 

まりも「モンキー推してる人多かったよね。塾長もそう。すっごい負けてたけど(笑)」

 

MYME「それはあの人がヘタだから(笑)。2位がナミちゃんとカブるけど、『とある』ですね。もともと好きなアニメだったのもあるんですが、機種名はインデックスだけどレールガンもアクセラレータも全部詰まってるんですよ」

 

梅屋「全部? シリーズの作品が演出になってるってこと?」

 

MYME「そうです。キャラがみんな魅力的だから、それをまとめて楽しめる。さっきから話に出てますが当たれば100%STなので、遊タイムの前に当たって『うわ~』っていう残念さもない。単純に1/319を引けばいいだけだから、当りやすいイメージを勝手に持ってます」

 

まりも「ポジティブ要素が強い機種なのが伝わってくるなあ」

 

MYME「個人的にも良い想いしかしてない機種でもあり…。STもウマいことやれてるんですよ。それにST中のリミットブレイク、あの演出マジ気持ち良いっすよ!!」

 

ナミ「30回転の即当りゾーン。風が吹いたらもう…!」

 

MYME「保留連みたいな。あ~また打ちたくなってきた(笑)。はい次! 3位はまだ打てるまどマギ2ですね。5号機の中で1番好きな機種でもあるし、設定5・6でも全然負けられるっていう」

 

梅屋「そこが良い! オレめっちゃ負けてるから」

 

MYME「負けちゃうからホールも高設定入れてくれるって私は信じてるし、初代が打てなくなった代わりでもあるし。私は叛逆が刺さらなかったから、初代が好きで同じような人の希望になってくれていると思いますね」

 

 

 

初代を上手く再現したわかりやすさがGOOD

 

まりも「まどマギ2はまだ打てる5号機の中では外せない機種だね。僕は5号機を入れちゃうとどうしても凱旋が入ってきちゃうから、あえて6号機の面白い機種を紹介していこうかなと」

 

 

梅屋「それ打ってるから選んでるんだよね? 爆弾発言するけど、オレ全部打ったことない」

 

まりも「本当? 七つの大罪は最近打ってみたばっかりだけど、モンキーターンも打ってないんだ? これの良いところは初代のまんま。ゲーム性然り出玉性能然り、前から一撃5千枚出る台じゃなかったでしょ?」

 

梅屋「感覚的に変わらない感じで打てるのはいいよね。それでいて新しい要素も付けてくれてるから楽しめる。ホールも使いやすいと思うし、設定を入れてくれてるのかなっていうのも感じる」

 

まりも「七つの大罪とリンかけ、これは個人的な好みだけど、長く遊べて要所要所で叩きどころがしっかりある。打ってくれれば『なるほど、これは確かに面白い』と思ってくれる人がいっぱいいると思う」

 

MYME「他の6号機と比べて、その機種を選んだポイントってあるんですか?」

 

まりも「出玉スピードが早い機種…、例えばリゼロとかBLACK LAGOON4とか、どうしても当たらない時間が多くなってしまうんですけど…仕方ないんですよ、メーカーが悪いわけじゃなく6号機の規定の問題だから。そこを責めるのもなあって」

 

梅屋「作りたくて作ってるわけじゃない。6号機の規定に沿って作ったらそうなっただけだもん」

 

まりも「それが心無い人達から『6号機はクソだから』って言われちゃう。それはさておき、この3機種は打てば1G目でも当たる可能性があるし、AT中に叩きどころもあるんですよね」

 

ナミ「今度狙ってみようかな。勝ちやすさはどうですか?」

 

まりも「正直モンキー以外はバラエティー要員な感じが強いので、設定が入るかって言われると微妙なんですが(笑)。当たりがそれなりに体験できて、かつ仕組みをある程度知っていれば叩きどころもわかってきて面白く打てる機種ってことですね」

 

 

 

左上段に赤7狙いで一生面白い!

 

MYME「リンかけが意外でした」

 

梅屋「Tシャツ着てるから打ちたくないんだよね」

 

一同(…Tシャツ?)

 

梅屋「ボクシングなのに、みんなTシャツ着てるじゃん。それが気持ち悪くなるんだよ(笑)。オレは逆にあえて6号機を外したセレクトになってます」

 

 

梅屋「6号機縛りなら、吉宗3・絆2・リゼロあたりが打つ機種にはなってくるんですけど、そもそも5号機6号機って分けて考えてないんですよ。状況が良かったり勝ちやすかったりした機種で選んでみました」

 

MYME「いかにも上手い人の機種選びって感じですね」

 

梅屋「単純に面白いと思う台。オレのパートだけただ面白さを伝える感じになりますけど、まずアレックスはね、左上に赤7を狙ってるだけで一生面白い!」

 

まりも「わかるよ。前は仕事で収録があっても終われば帰ってたけど、今は終わってからアレックスを2時間くらい打つのが楽しみになってる」

 

梅屋「本当に面白いから。それでいてビタ押しも怖くない」

 

MYME「難しくないですか? その辺の機種ってレベルが高いイメージですよ」

 

梅屋「アレックスのビタ押しってボーナス中にやるんだけど、何回もチャレンジできるし、ハナビみたいに、失敗して『ああ~』っていうことがないから大丈夫。通常時はブドウを狙わなきゃいけないけど、予告音がなきゃブドウの可能性もないから楽に打てる」

 

まりも「アレックスはパチスロのバイブル的な、王道の面白さだよね」

 

梅屋「まさに! 消灯の法則も難しくないし、シンプルで簡単。ブラックリールだから慣れてない人には見づらいかもしれないけど」

 

 

まりも「言われるまで意識してなかった。ブラックリールだったね」

 

MYME「私レベルが打っても大丈夫?」

 

梅屋「大丈夫だし、周りの人が教えてくれると思うよ。左上に赤7狙って、予告音が鳴ったらブドウがあるって覚えておけば面白く打てるから! ブドウって1/200くらいなのね、予告音が鳴って左に赤7・リプレイ・ブドウが止まった瞬間がアツくて…」

 

まりも「予告音ありだとハズレとリプレイが消えるもんね」

 

梅屋「そう、ブドウかボーナス。ブドウ否定の2確、ブドウハズレのリーチ目もあるし、本当におすすめだから試してみてほしい。次がディスクアップ。これはもうオレの日常になってます」

 

MYME「ディスクアップこそ、目押しできなかったら打つなよって空気がありません?」

 

まりも「気をつかってるホールはバラエティーコーナーで離して設置してあるね。目押しの時、ディスクアッパーのプレッシャーを受けない配置になってる」

 

梅屋「言ってもイキって打ってる人もミスってます。首かしげながら、たまたま調子悪かったみたいな顔して(笑)。でも意外とギスギスした空気はないよ。あんまり詳しくない人がいたら『それ当たってるよ~』って雰囲気で教えてあげる。特にアレックス、ハナビ、バーサスのシマはそんな感じ」

 

 

まりも「基本、優しい。目押しの時は目線を向けないようにするね」

 

梅屋「プレッシャーね、自分がやられて嫌なことはしない。あとは、まどマギ2ですね。設定5・6でもそんなに出るわけじゃないから使ってくれるし、朝から打つライバルも多くない」

 

MYME「たしかに! 高確に設定差もあるから立ち回れますもん」

 

梅屋「収録で知らないホールに行って打つ台が絞り込めない時、高確なら打つ理由になるのね。そして6号機みたいにこれが出たら4以上確定とか実戦上5・6確定みたいなのが少ないから、積み重ねる判別」

 

ナミ「一発で設定がわかっちゃうんじゃなくて、知識とか経験とかを活かして絞り込んでいく方法ですね」

 

梅屋「弱チェを積み重ね、ボーナス引いてセリフを積み重ね…っていう総合的な設定判別。加えて、単純にボーナス+ARTが好きっていうのもあるけど(笑)」

 

 

Vol.3へ続く

 

次回予告

 

最終回となるVol.3では、それぞれの年間収支に迫ります。物理的に稼働できなかった期間のあったことで大幅にダウンしていそうな今年の収支、そして勝率。

 

パチンコ・パチスロはもう勝てないなんてイメージを持っている方には、必見の内容になっています。

 

加えて4人から“今年の漢字一文字”も発表。

 

 

クロス×トークVol.3は12月28日(月)公開予定。ご期待ください!

 

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